AI(人工知能)、最近よく耳にする言葉ですが、直接自分には関係無いものと思っていないでしょうか?実は、現在第四次産業革命によって仕事のやり方が変わっていってます。そのひとつが2022年に登場した、openAIのchatGTPです。これは氷山の一角で、あなたの身近な仕事がAI(人工知能)の活躍によって仕事が変わろうとしています。
変わる未来の仕事のやり方
AI(人工知能)が人の仕事を奪うという事を聞いた事があると思いますが、実はその表現が日本のデジタル化を大幅に遅れさせてしまったと言われています。
現在AIに関する特許は、米国の43000に対して、日本は1100と大幅に遅れている事実があり、中国にもかなり出遅れているのが現状です。また世界では第四次産業革命の渦のまっただ中ですが、日本はそれに追いつくのまだ、10年以上かかると言われている。
そんな中今回、AIなどの最先端技術によって実際どのように仕事が変わってくるのかをまとめてみました。
特にこれから就職を考えている人は気をつけるべ仕事だという事を覚えておいて下さい。
将来無くなる仕事 5選
ここでは、AIなどの最新テクノロジーによって無くなる仕事についてランキング方式でまとめてみました。このランキングでは、給与が上がらない、将来性が無い職種ですので、これから就職を考えている人は、就職をしてはいけない職種になります。
第5位 接客業対人サービス
接客業は、飲食店のホールスタッフ、アパレルショップの販売員、ホテルのフロント、美容師、エステシャン、ホテルの受付、コンビニのレジ、スーパーのレジ係、空港のチェクインカウンター などがあります。
一番進んでいるのが、無人レジシステムかと思います。セブンイレブンが2025年までに無人レジを全店舗に入れるというのは結構有名な話ではあるが、個人的な意見ですと、顧客がバーコードをスキャンする必要があり、かなり今一歩感があります。
何故そう思うのかというと、ユニクロの無人レジの形の方が理想的だと思うからです。実際は古い技術であるが、ユニクロが2019年頃から採用しており、カゴを指定の場所に置くと値札についている無線自動識別（RFID）タグを自動で検出して料金を表示して顧客が決済を行う。使いやすさから言うと当然こちらだからだ。只タグのコストが結構高いため平均単価の高いもので無いと使用出来ないため、コンビニでは採用できないのかもしれません。
そしてその先をいくのがAmazon Go 無人レジコンビニです。商品を手にとり出て行くだけど決済が終了する。ただセキュリティーにまだ問題があるという事で、一部で閉店になっている店もあります。ただ人手不足の関係もあり都市部よりも田舎などにはマッチしている仕組みのような気がします。
ここでは、コンビニを例に説明しましたが、対面でのサービスが機械に変わっていていますただ、イレギュラーな対応など複雑な事が出来ないため、その部分については人が対応しなければならないが、圧倒的に人が不要となっていくのが接客業なのです。
第4位 事務系専門職
ファイナンシャルプランナー(FP)、税理士、公認会計士、ＣＰＡ(米国公認会計士)、内部監査員、司法書士、行政書士、弁理士、社会保険労務士(社労士)、中小企業診断士などがあります。
これらは士業と呼ばれる職種ですが、これらの多くは、ツールなどの発展が目覚ましく士業に依頼をするよりも、正確で高速しかも低価格を実現する事で、士業の仕事が成り立たない状況となっています。そのため将来性の低い仕事でもあります。
第3位 製造・生産工程・管理
製造・生産工程・管理は、工場などの生産現場での生産工程の管理、勤務管理、そして現場従業員などがそれにあたります。これは工業用品だけでは無く、調理などもそれにあたります。
工程が定形化マニュアル化が進んでいる事で、自動化、機械化が容易なのがあります。くた現在は自動化しやすい業種でもあり、AIを代表とするIot機器やディープラーニングそして、デジタルツインによる生産の効率化が最適化が出来る環境が構築出来つつあります。必要な人員が最小化していっている。
また製造現場では、深刻な人手不足がありそれが機械化、自動化に拍車がかかり、さらに製造やその管理に係わる仕事は減少傾向になると予測されます。
第2位 総務・人事・経理等
経理などは仕分けのチェックや資金繰りなどの仕事がありますが、これはAIが得意としているものです。わざわざ人が行う必要が無いものです。特に最近は経理ソフトが非常にレベルアップしており、アプリケーションのアシスタント能力が向上している事で、経理の専門家がそれほと人数が必要性が無りますので、9割方はAIに変わるのでは無いでしょうか。
また総務の仕事は非常に多岐にわたっているが、人間性が必要の無いものや、繰り返し行うものはAI化出来る可能性があります。例えば会議の議事録、会議室の予約管理、備品の補充管理、オフィスの修繕管理、人事管理、給与管理などが考えられます。AIはゼロから1を作るのが不得意ですので、経理よりはまだ必要性が高いのかもしれません。
第1位 一般事務・受付・秘書
一般事務・受付・秘書の仕事は無くなる仕事第一位です。事務の仕事で一番多いのは受発注処理のような仕事では無いでしょうか。顧客から注文を貰うと、発注書を作って工場や仕入れ先に依頼をして、製造現場が商品の発送や納品をすると、納品書を処理して、請求書発行したり、支払処理をしたりします。
実はこれらは、RPA(ロボティック プロセス オートメーション)の導入によって自動化が可能な仕事なのです。一般に伝票処理と言われているものは、注文書、納品書などのデーターを以前はコンピューターに入力をするような仕事が多かったです。以前はその入力作業の早い人が優秀な人として重宝されていましたが、現在はOCRの技術がかなり向上しており、手書きでも間違い無く読み込めるようになりました。もともとコンピューターは演算が得意で入力作業も自動化していくため、人が介在する必要が無くなっています。そのため事務作業も大幅に減っていくと予想が出来ます。
同様に受け付けはタッチパネルに、秘書の仕事はスケジューラーにと切り替わっていく未来が見えており、仕事が段々なくなっていくと予測が出来る仕事となっています。
将来無くなる仕事の共通点
将来無くなる仕事を見て驚いた人も多いかと思いますが、これらは事実です。10年20年先の話では無く、ここ数年先の話と目の前にある話です。
これらには共通点があります。それはマニュアル化されており、誰がやっても結果が変わらないものです。要するに変わりはいくらでもいると認識されている仕事なのです。この人でないと上手くいかないみたいな事の無い仕事ばかりです。これらはルーティーンが決まっているため、人の感情が介在しないで処理が出来る仕事ばかりです。
現在のAI、コンピューターは答えの出しにくい複雑な仕事が出来ないため、ルーティーンから外れる仕事については人が行わないといけないが、大半の仕事がコンピューターが代替できます。
そのため、これからこのような仕事はゼロにはならないかもしれないですが、減少するため将来に期待が出来ない仕事とも言えます。そのため給与のアップも期待が出来ない仕事です。
これから注目を浴びる仕事5選
先ほどとは異なり、これから将来性があり、給与アップの見込める仕事を紹介していきます。
第5位管理監督
生産活動は自動機などの機械に行ってもらいその生産活動を管理、監督をする仕事はこれから増加すると予測されています。
一般の担当業務は機械など設備などに置き換わってきますが、それを管理する人はまだ必要とされています。設備やプログラムがきちんと稼働しているか、またエラーが出ていた場合にメンテナンスをしたりする人材は当面の間も重宝される事でしょう。
第4位接客対人サービス
接客対人サービスでも無くならない仕事も存在しています。それはカスタマーサービスのような仕事です。
通販などでは当たり前となっている、AIによるQ&Aによってカスタマーサービスの人材確保数は少なくなったが、イレギュラーな事態が発生した場合は、人が対応する必要があります。絶対数は少なくなりますが今後も必要となる仕事です。
同様に、ホテル、コンビニ、スーパー、空港など、直接対応を辞めたとしても必要な職種です。ただ、イレギュラーに対して対応をする事で、それなりのスキルが必要とされるようになるでしょう。
第3位 事務系専門職
第3位は事務系専門職です。
無くなる仕事にも候補として上がっていましたが、一般の書類作成のような仕事はアプリケーションなどの専用ツール等の発展によって、減少する傾向ですが、その一方で、そのツールを継続維持するためには、専門的な知識が必要とされています。
つまりアプリツールの専門スタッフとしての役割として必要とされているのです。これは専門性の高いサールなどは日々更新が必要なため需要の高い仕事になるでしょう。
第2位営業・販売
AIによって様々な営業スタイルが変わっても営業などの販売の仕事は無くなりません。特に営業や販売は、個人のスキルよって結果が変わるため、機械化、自動化が困難な業種と言えるでしょう。
そのため、業種として減らないというよりも、むしろ増加する傾向のある業種といえるかもしれません。
第1位 技術系専門職
技術系専門職については現在人手不足が顕著に表れており、将来にわたって必要とされると予測できます。
これは、第四次産業革命の要となっており、急速なデジタル化に向けて、RPA(ロボティック プロセス オートメーションの略で、一般的にはパソコンなどの作業を自動で行う事で効率的に作業を進める事を現します。)を初めとして、AIによるディープラーニングによる作業の最適化など、工場および企業はシステム変革の中で技術系専門職が足りていないのは事実です。
そのためシステム開発のプログラマー、ディレクター、ITコンサルタントなどの職種については給与水準も非常に高騰しており、場合によっては月額の給与が200万円を超えるケースも出ています。
まとめ
ITなどテクノロジーの変化によって、仕事のあり方が大きく変わろうとしています。
ルーティーン作業のような仕事は国内では非常に多いのですが、代表的な仕事が事務職や製造現業といった職種になります。これらの仕事は、マニュアル化されている事もあるため、特定のスキルがあれば誰でも、仕事をする事が出来ます。
そのため、自動化、機械化が容易な仕事ともいえます。現在RPAの導入によって事務作業の大幅な工数削減や簡素化が行われています。そして作業現場でもロボットを使用した機械化が進んでいます。特に昨今はAIを利用した業務の効率化が進んでいます。
これは、従業員1人あたりの付加価値を生むための方法ですが、それほど人が必要では無くなってきます。これは圧倒的な人手不足問題の解決にも繋がります。
その一方で、人手不足問題がある仕事として、技術専門職かあります。AI技術を利用するためには、それを作り出す人が必要で、そのための技術者が圧倒的に足りていません。
少なくとも10年はこの状態が続くと思われるため、仕事を選ぶのであれば、技術専門職を押します。
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