Webサイトを運営して、Googleアナリティクスのセッション数が伸びるのは、非常に喜ばしい事ではあるが、リファラースパムと呼ばれるアクセスには注意が必要です。これは迷惑メールと同様に統計データーの邪魔をするものです。
プログなど、webページの運営をしていると、Googleアナリティクスの確認などは、以外と日課になってくるものですが、突然のセッション増加の時は注意が必要なのです。
もしかしたら、リファラースパムかもしれません。
簡単に言うと「迷惑メール」と同様なものです。
セッションが、急に増加した時に、見慣れないwebサイトからのアクセスがあった場合、思わずそのwebサイトを見に行ったりする事があると思いますが、こんな心理を悪用したやり方で、海外の通販サイトやSEO会社などが多いです。
また場合によっては、ウイルス感染等の可能性もあるため、この場合絶対にクリックしないで下さい。まずは、どんなwebサイトなのかを間接的に、見る方法がありますので、そちらで確認はしましょう。
リファラースパムと思われるものを入力するとこんな結果でました、「存在しないwebサイト」他にも、301リダイレクトがかかって他のサイトにジャンプさせるなどがあります。
このようなwebサイトの場合、リファラーとしては、害は無いのですが、web解析との問題があるため、必ず除外処理をかけましょう。
リファラースパムについては、Googleのサポートに問い合わせた処、SEO上のペナルティー等にならないという事ですので、Googleアナリティクスのフィルター機能で除外する事が出来ます。
例えば、リファラーを調べた場合、ほとんどが、なにやら怪しいドメインの場合、これらは、統計データーには、必要ないので、除外する必要があります。まずは、ドメインの除外です。
1.[管理]
2.[フィルタ]を選択
3.[+フィルタを追加]をクリック
4.
・新しいフィルターにチェック
・フィルター名:任意のものを記入 例”スパムドメイン除外”
・フィルターの種類:カスタムを選択
・フィルターフィールド:ISPドメイン
・フィルターパターン
この部分に除外するドメインを入れるのですが、いくつかやり方があります。
例1
“aaa.xxx.xyz”、”bbb.xxx.xyz”という 単独のドメインを除外する場合は、
例2
“aaa.xyz”,”bbb.xyz”のように、国のコードが同じ場合は、
ただ、これだけじゃ完璧ではないので、続きの対処が必要です。
これは、言語毎のリファラー数ですが、
“Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!”
これって何だ???
最近のリファラースパムは、本当に手が込んでいる、まあ、統計データーには、邪魔なので、フィルターをかけて除外しまししょう。
除外の仕方は、ドメイン除外と基本はいっしょです。
1.[管理]
2.[フィルタ]
3.[+フィルタ追加}のボタンをクリック
4.ポップを開いて
・新しいフィルターにチェック
・フィルター名:任意のものを記入 例”スパム言語除外“
・フィルターの種類:カスタムを選択
・フィルターフィールド:言語設定
・フィルターパターンに
“Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!”と入力して除外しましょう。
また同様に、”not set”もいっしょに除外設定しましょう。
もちろん”not set”の全部がリファラースパムでは、無いですが、リファラースパムが多いので設定をしましょう。
☆追加処置として、
この言語フィルターとして
“\s[^s]*\s|.{15,}|\.|,”
これを設定すると、新たに発生した、言語除外対象(言語部分に意味不明の文書が出るやつ)が事前にブロックをかけらけます。
参考出展:Lifehacker.comからのアクセスかと思ったらLifehacĸer.comだった件
ドメインと言語で、大半のリファラースパムは無くなるはずなくですが、敵もさるものそのフィルターをくぐり抜けるのもいます。
そんな時には、ブラウザーの除外設定が有効です。ドメイン除外、言語除外のように、ブラウザーの”NOT SET”を除外してやるのです。
フィルタ設定の項目で、
フィルタフィールド:”ブラウザ”に設定
フィルタ パターン:”not set”
と設定してください。
すでに取得してしまったデーターは、消えませんが、これで、明日から取得するデーターから、リファラースパムが消えていくでしょう。
リファラースパムは、自サイトに誘導するために設定しているようですが、はっきりいって、迷惑メールと同様に相手にしては、いけません。そのため、機械的に、除外して見えなくなる事が非常に有効なのです。
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