生産現場の見える化で判明するあなたの会社の弱点
"製品別損益"は多分聞き慣れない言葉だと思います。
このツールは、私が赤字工場の工場長に就任して、試行錯誤の結果5年かけて作り上げたものです。
当初、赤字の問題を解決するために様々な対策を試みました、しかし結果に繋がらない事が多かったのも事実でした。そんな時に正確に現状の分析をする方法を探索していました。そんな時に生産している商品毎に損益計算書をつくる事を様々な協力者の力を得て作り出したのです。ただ、大きな問題はその按分方法でした。
最初は、売上げをもとに按分しようとしましたが、上手くいかず、試行錯誤の中から約5年かけて現状の形に行き着きました。
ここで注意をしてください。"製品別損益"を作っても利益が出る訳ではありません。ただ、現状の分析が正確に出来る事で、改善活動のポイントが判明して利益が増えるチャンスが出るツールです。
そして、私は自社の工場で、このツールを使用する事で、赤字工場の弱点を正確に判断する事が出来るようになり黒字化する事が出来たのも事実です。
私は技術屋あがりの工場長でした。
赤字工場の工場長となった時に非常に悩みました。個別の改善活動で形だけ結果が出ても決算上の結果が出ない。
そんな時に工場全体をみながら改善をする事が重要だと判りました。”全体最適化”を真剣に考える事で、黒字化に成功したのです。その時に使用したツールの1つが”製品別損益”だったのです。
Jun,Kojima kapagate Ltd