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ブランディングを行う意味について3つのポイント

ブランディング意味はなんでしょうか?

実際の考え方について、まとめました。

ブランディングの意味を考える

一般的にブランディングとは

顧客や消費者にとって価値のあるブランドを構築するための活動

ブランドの特徴や競合する企業・製品との違いを明確に提示することで、

消費者に対してそのブランド(会社他)に対して、心のイメージを

もって貰う事で、顧客や消費者の関心を高め購買を促進することを目的とする。

但し、無形の価値であるブランディングには、長期的なビジョンが必要になり

短期間では、結果は出ません。

ブランディングの意味として代表的なイメージ

ブランディングの意味として、イメージしやすいものとしては、

ブランドのロゴマークや、店であれば、カンバン等もそれにあたります。

ブランドイメージが強ければ、それを見て、消費者がその会社、店舗を想像する事が出来ます。

そのため、コンセプトやポジショニングを決めてそれにあわせてブランドデザインをする必要があります。

ブランディングを行う本当意味とは

ブランディングの最終目的ですが、大きく3つあります。

1.収益のUP

テレビなどを買う場合、50型のシャープのアクオスが70,000に対して、

聞いた事も無い中国製の同じ同型のものが50,000円で売っていた場合、

あなたならどちらを買うだろうか。

高くても、アクオスブランドのテレビを買うのでは無いでしょうか

また、ブランディングを非常に高いレベルまで昇華する事で、

商品及びサービス力を独り勝ちレベルまでに高める事も可能だ。

例えば、パソコンは、Mac, 携帯はiPhone, 音楽はiPod, Apple製品しか

買う気にならないという消費者もいる。

ブランドに対する絶大なる信頼 “Appleであれば大丈夫”といった思いがあり、

競合の付け入るすきは無く、そこには価格競争は存在しない。

このように、名前が認知され、顧客のロイヤルティが高まるにつれ、

収益の継続的な安定・増加が期待できる。収益が増加する理由については、以下のことがあるだろう。

  • 顧客の「継続的な購買の動機付け」ができる(ブランドに対する好意・信頼の獲得、スイッチングコストの発生など)
  • 似たような商品、サービスであったとしても、競合との差別化ができる
  • ワンアンドオンリーの存在になる事で、価格維持あるいはプレミアム価格が期待できる(値崩れもしにくい)

実に多くの場面で、ブランド力は収益アップに直結した効果を発揮する。

2.支出の削減

その企業や人間のブランド力は取引交渉における優位性に大きく関連する。

今度は買う方の立場になった場合のメリット。

ビジネスでの取引の場においてもブランド力は支出を抑える為に一役を買う。

例えばデザイン会社にパンフレットのデザインを発注したとする。

もしあなたの会社のブランドバリューが高い場合、

通常の値段よりも安い値段や条件の良い支払いタームを設定する事が出来るだろう。

これは、そのプロジェクト自体がそのデザイン会社にとってはとても良い実績になるので、

多少悪い条件でも請負いたい仕事であるからだ。

3.優秀な人材の獲得

実は、高いブランドの効果がもっとも発揮されるのが、人材の獲得シーンであると思う。

日本の就職活動をイメージすると理解しやすいのかもしれない。

今でも多くの就活生は名前が広く知られている企業や、いわゆる「大企業」に惹かれる傾向がどうしてもある。

毎年発表される「就職したい企業ランキング」に入っている

企業が必ずしも頼りも絶対的に良い条件を提示しているわけではないが、

そのほぼすべてが高いブランド力を持つ企業である。

人気が高い企業になる事で自ずと優秀な人材からの応募も増える。

そして応募を動機として、それらの企業のブランドイメージ・ネームバリューが

大きな役割を果たす。やはり就職した後に、周りに自慢したい会社で働きたいと思うのは人情である。

業種・勤務条件・待遇などがほぼ同じ企業CとDがあったとして、

そのうちCは世間に名の知れた企業、Dは無名の企業だったとする。

皆さんがその2社の内定をとったなら、どちらに行くだろうか?

また、Cの方が労働条件や待遇が少し悪かった場合、皆さんはそのまま素直にDを選ぶだろうか?

ブランディンの意味は理解すれば、中小企業こそ必要な戦略

このブランドは、大手だけのものではありません、中小企業こそ、必要なものです。

しかも、大手が出来ない事をセグメントする事で、ブランディングが可能になります。

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参考資料

ブランディング

今さら人には聞きにくい「ブランディングとは」

11個の要点でちゃんと理解する「ブランディングってなんなのよ?」

ロゴ作成の手順と実例

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小島 淳