ストレスは、仕事関係、受験、生活環境、薬物、病気など様々なシーンで、発生するため、避けられないものでもあります。そんなストレスから身体を守るための方法をまとめました。

ストレスとは

ストレス
【写真AC】

ストレスは、外部から突然と舞い込む刺激の総称で、厚生労働省によると対象調査会社のうち約60%以上でストレスチェックをしているほど深刻化している問題です。

ストレスは、英語でstressといいます。実は中世の言葉である、苦痛や苦悩を意味するdistressが短くなった言葉と説明されている、また1956年にセリエが出版した『現代社会とストレス』(The Stress of Life)では、ストレスは「生体組織内に誘起された、あらゆる変化からなる特異的な症候群の示す状態である」と定義した。

そして、ストレス自体は病気では無いですが、ストレスを受ける事によって、様々な疾患に繋がります。

また慢性化する事で、次のような問題が発生すると言われています。

  • 疲れが取れない
  • すぐに疲れる
  • お腹が痛くなる
  • 下痢や便秘がよくある
  • 少しの事でイライラする。
  • 人と会うのがおっくうになった。
  • 仕事をする気がおこらない
  • 口の中が荒れたり、ただれたりする。
  • よく風邪をひく
  • 舌が白くなる
  • 体重が減った
  • 寝られない
  • 好きなものでも食べる気がしない

ストレスの原因

一般的にはストレスの原因として、造語であるが、ストレッサーと呼ばれるものがあげられる。ストレッサーは、物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)、化学的ストレッサー(酸素、薬物など)、生物的ストレッサー(病気、炎症、感染)、心理的ストレッサー(怒り、不安など)に分類されます。

このストレッサーが作用した結果、身体は、刺激に応じたストレス反応を引き起こします。その時身体は、快なストレスであれば、心地良く感じます。不快なストレスであれば、身体を壊す、病気の原因に繋がります。

ストレスの原因の様々病気、疾患

心地良いストレスであれば、自身の夢や目標などへのステップの原動力となる場合もあるが、不快なストレスは心身に影響を与え病気などの原因につながるものである。

ここでいう不快なストレスとは、「人間関係の不和」、「仕事での疲労」、「寝不足」、そして最近多いのが「テクノストレス」などです。

また厚生労働省の平成 28 年 国民生活基礎調査の概況によると、20以上の男女で日常生活で悩みやストレスを感じていると答えた割合は、47.7%と非常に多くなっています。また男性よりも女性の方が50.7%と若干多い結果となっています。そして、ストレスが、気分障害、不安障害など心理的苦痛に繋がっている割合は約10.5%となっています。

特にストレス障害は、心の病に繋がるケースが非常に多いのです。またストレスによって、強い緊張による筋肉のこわばりなどが原因で様々な身体のトラブルにつながると言われています。

頭痛

頭痛は、ストレス極度の緊張により、首から肩にかけて、筋肉の緊張によっておこる緊張性頭痛や偏頭痛などがあります。

自律神経失調症

めまいなど、ふわふわした浮遊感の場合、ストレスの影響が強いと言われている。また、動悸、のぼせ、肩こりも、自律神経失調症の症状の現れといわれています。

喘息

過度のストレスを感じると、自律神経やホルモンが乱れる事で、気道が収縮して、喘息の発作を起こしやすくなります。溜まった疲れなどが、ストレスとなり、大人になってから、喘息が発病するケースなどもあります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、治療が慢性化しやすく、非常にストレスの溜まる病気です。そのため、治療見通しへの不安から、ストレスを感じてしまい治療意欲が低下するだけで無く、症状の悪化をもたらす場合もあります。

高血圧

緊張すると血圧があがる事はよく知られています。その典型と言われるのが、白衣高血圧です。普段家庭で測定すると、正常値なのに医師や看護婦の白衣を見ただけで、ストレスとなって血圧が上昇する現象です。このように、ストレスによる緊張は、血圧を上昇させ高血圧の原因のひとつとなっています。

心臓病

ストレスと心臓病は、密接な関係があり、強いストレスは、心臓病を悪化させる要因にもなります。心臓は、自律神経に左右され、心臓を強く打たせる交換神経と心臓の動きを抑える副交感神経が正常に働いている事が大事です。ストレスがかかるとこの自律神経のうち交感神経が高まります。そしてアドレナリン、ノルアドレナリンが副腎から大量に放出される事で、心臓に大きな負担が発生します。また虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)などのリスクも増大します。

胃痛

ストレスを受けると、自律神経が乱れる事で、胃酸が過剰に分泌され、胃酸が過剰に分泌され、多すぎる胃酸が胃の粘膜を傷つけで胃痛を引き起こします。胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍に発展する場合もあるようです。

下痢・便秘

「学校や職場に行こうとすると腹痛になる。」「試験の前になると必ず便秘になる。」など、検査しても腸には異常はないのに、腹痛、下痢、便秘を繰り返す状態を過敏性腸症候群(腹痛、吐き気、慢性的な下痢、けいれん性便秘など)といいます。これは脳と腸が自律神経で繋がっており、ストレスによって、腸の動きが速くなると下痢になり、動きが悪くなると便秘が起こるのです。

腰痛

ストレスが痛みを増幅します。痛みのコントロールはドーパミンシステムという脳のメカニズムが作用し、ドーパミンが大量に分泌される事で、痛みを抑制する働きがあります。しかし日常的にストレスを受け続けると脳内物質のバランスが崩れて、痛みを軽減するシステムの働きが悪くなってきます。そのため痛みの抑制が出来なくなり、痛みが慢性化します。代表的な腰痛である、椎間板ヘルニアでは、スイス・チューリッヒ大学の調査では腰痛の痛みの約2/3が心因性であったとの事です。

更年期障害

更年期障害は、加齢によって女性ホルモンのエストロゲンが減少する事で、脳の視床下部に近い自律神経のバランスが崩れる事でおこると思われがちですが、環境の原因や夫、姑などの家族問題、職場の人間関係などが原因となり、ストレスによって自律神経が正常に働かなくなり、更年期障害が発生するケースがあります。

心身症

心身症とは、心理社会的ストレスによって発症もしくは症状が悪化する身体疾患のことで、アレキシサイミア(失感情症)、過剰適応にどがあり、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、片頭痛、関節リウマチ、緊張性頭痛、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などこれまでに説明した疾患が発現します。

うつ病

うつ病は、何らかの過度のストレスが引き金になっておこる病気ですが、直接的な原因が判っていない病気でもあります。様々なストレスのうちで、特に多いのは人間関係からくるストレスや環境の変化かるくるストレスで、身近な人の死やリストラなど、マイナスの要因だけでなく昇進や結婚など嬉しい出来事が原因となる場合もあります。配偶者の死、離婚、別居などは非常に強い精神的なストレスとされています。

不安症

不安症は適用障害とも言われるもので、憂鬱な気分、不安感、集中力の低下、イライラ感、身体的には頭痛、めまい、動悸、倦怠感等があります。うつ病と似ていますが、ストレスの原因となる事から離れる事で、症状は改善するようです。

がん

最近では、がんの原因としてストレスが考えられています。強いストレスによって身体のバランスを崩すことで、がんの原因になる場合があると言われています。

ストレスの予防と対策

ストレスがおこりやすい人には、こんな場合があります。

  • 真面目で責任感が強い人
  • 頑張りすぎてしまう人
  • 完璧主義者
  • 自己評価が高く、競争心が強い人
  • 優秀な人
  • 我慢強い人
  • 細かいことにこだわってしまう人
  • 気を遣いすぎる人
  • 常に相手のことばかり考えてしまう人
  • 自己主張ができない人
  • 自己評価が低く、自分に自信がない人
  • 自分のことが好きになれない人
  • すぐに将来に不安を感じてしまう人
  • 短気な人
  • 予定外のことがあると不安になりやすい人
  • 好き嫌いや感情で他人を判断しやすい人
  • 相手に過度に期待する人
  • ささいなことを気に病んでしまう人
  • 過度な運動不足の人

つまり、これらと逆にする事で、ストレスの緩和をはかる事が出来ます。

リラクゼーション

自然の中や自分の部屋など好きな場所で、好きな音楽を聴いたり、アロマテラピーをしたりしてゆっくりと過ごす。ストレスは交感神経のオーバーヒートですので、副交感神経が働くように自分の好きなリラックスした環境を整える事が大事です。その場合、携帯電話やテレビなどの電化製品は遠ざけた方が良いです。

運動をする

運動と言っても激しいスポーツは逆にストレスとなってしまいますので、軽く汗が出る程度の有酸素運動の事を言います。水泳やジョギング、テニス、ゴルフなんかも良いかもしれません。長く続けられ、好きなスポーツがベストです。また仲間といっしょに楽しく行うのも良いかと思います。

また、運動をしているとストレスの強度に強くなるため、不快なストレスがあってもなかなか耐えられるようになります。

仲の良い人とコミュニケーションする

もやもやせずに、言いたいことを言う事で、ストレス発散につながる場合があります。一般的には女性はおしゃべりをする事で、ストレス発散になると言う人が多いです。一方で人とのコミュニケーションは、強いストレスになる人も多いのは事実です。

また、おしゃべりと同様にカラオケなどもストレス発散として良いと言われています。

嗜好品を楽しむ

これは、あまり良いかは判らないですが、好きなものを食べる、お酒を飲む、タバコを吸う、ギャンブルをするなどは、個人差はありますが、ストレス発散には有効とされています。ただ食べ過ぎて、過食になったり、飲み過ぎで身体を壊したり、ギャンブルで資産をなくしたりと過剰に行うと問題となりますので、節度を持って行ってください。

趣味に没頭する

さきほどの運動もそうですが、趣味のものに没頭する事は、非常に心地良いものですので、DIYや模型づくり、音楽演奏など好きなものに没頭するのも良いでしょう。

背骨の歪みによる神経伝達疾患を治す

病院などで原因が特定出来ないものの80~90%は、神経圧迫が原因とされています。神経圧迫の多くは背骨の歪みが原因とされ、歪みによって、脳から各臓器への指令が伝わらない事で各臓器の機能不全になります。そのため背骨の歪みを取る事で、疾患が改善します。

そのため背骨の歪みを取り除く事で、成人病循環障害呼吸系疾患慢性疲労神経衰弱便秘膀胱炎尿失禁腰痛筋肉痛ストレス不安感不眠症胃潰瘍吐き気、飲み過ぎ、胃酸過多、下痢、心臓病、動脈硬化、高血圧、心不全、肺疾患、免疫力低下、鼻炎、蓄膿症、炎症、風邪、疲労感、腸炎、過敏性大腸症候群、消化障害、集中力低下、学習障害、うつ(鬱)病、睡眠障害、物忘れ、内臓気力損傷、肝機能弱化、胸がすっきりしない、肥満、糖尿病、腹部肥満、肝脂肪、心血管障害などの疾患の治療が可能と言われています。

脊椎セラピーと呼ばれる方法で、改善した人のレビューはこちらから

参考資料

ストレス度チェック(不知火式)

5分でできる職場のストレスチェック|こころの耳:働く人のメンタルヘルス

ストレスと自律神経|ニキ ハーティー ホスピタル

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ストレス(生体)(wiki)

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