神経衰弱は、現在ではあまり言われない事ですが、日本ではうつ病などに代表される疾患で、コミュニケーションをはじめとする、人間関係が原因となる病気です。

神経衰弱(Neurasthenia, shinkei-suijaku)

神経衰弱
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神経衰弱とは

神経衰弱は、最近あまり聞かなくなってきましたが、アメリカの医師ビアドが1868年以降に提唱した概念で、神経過敏、頭痛、めまい、不安、神経痛、抑うつ、勃起不全、不眠、消化不良、疲労感、心気的訴え、集中力低下、記憶力低下、神経痛など50を超えるさまざまな症状を意味していました。

神経衰弱は、2013年以降からは、地域や国によって捉えられ方が異なる分類がされています。WHO世界保健機関では1992発行の「ICD-10第5章 精神と行動の障害」では神経衰弱についての文言が残っています。ICD-10のチェックとして次項目のうち2項目該当した場合、神経衰弱と診断されます。

  1. 筋肉の鈍痛と疼痛
  2. めまい
  3. 緊張性頭痛
  4. 睡眠障害
  5. くつろげない感じ
  6. いらいら感
  7. 消化不良

そして1996年のアメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアル」第4版(DSM-Ⅳ)では、鑑別不能型身体表現性障害となっている。そしてヨーロッパや日本では、うつ病のひとつとして考えられており神経症と診断されます。また、神経衰弱は、慢性疲労症候群の旧称として判断される場合もあります。

神経衰弱の原因

一般的には、神経衰弱は、慢性的なストレスによって引き起こされていると言われています。ストレスによって疲労が蓄積される事で、脳内の貯蓄栄養分が枯渇、消耗する仕組みが関連していると言われています。

神経衰弱には、2つの病型が存在していると言われております。

一つは日常的な作業をする能力が低下したり、精神的に疲れやすく、集中が出来ない状態が続きます。

もう一つ、集中的に動いた後に身体が疲れ、激しく体力が消耗するもので、筋肉に痛みを感じて、休んでいてもくつろげない状態があります。

また共通している問題として、めまい、筋緊張性頭痛、全身の不安定感などが発生して、不快な身体感覚があります。軽度のうつ症状が出たり、睡眠障害が出るなどがある一方睡眠過剰となる場合があります。

神経衰弱の発病の例

33歳、女性。出産を機に仕事をやめ、家事と育児に専念しています。子どもは4歳で幼稚園に通っています。同じ幼稚園に子どもを通わせる母親との付き合いに悩み、ストレスを感じるようになりました。母親同士のグループで仲間はずれにされ、陰口を言われることもあります。それでも子どものために付き合いを続けていますが、母親たちと会った日は強い疲労感に襲われ、家事も炊事もできなくなります。家にいるだけなのにめまい、体の痛みを感じ、夫からは「しっかりしてほしい」と言われました。途方に暮れて精神科クリニックを受診すると「神経衰弱」と診断されました。出典神経衰弱

神経衰弱の予防と対策

薬物投与

神経衰弱は、身体的な苦痛を和らげる薬物として鎮痛剤や緩下薬などを使用したり、セロトニン作動作用のある抗うつ剤、抗不安薬などを投与したり、カウンセリングなどの精神療法なども有効とされています。また、ベンゾジアゼピン系のように、乱用の可能性があるものは注意が必要です。ただ、慢性疲労が強い患者さんには、中枢神経興奮薬の少量の投与が手助けになる場合もあります。

治療をしないで放置しておくと、慢性的な症状が続いてしまい、日常生活が必要な能力を失い、大人の場合、日常的な仕事が出来なくなったり、子供の場合通学が出来なくなったり、成績が低下したりするとされています。

コミュニケーション改善

神経衰弱になりやすい人は、職場や学校、地域社会における人間関係の中で全ての人と上手くコミュニケーションを取ろうとしますが、好き嫌いもあると思いますので、すべての人と好きにならなければいけないと思うような、強迫観念にならないように余裕のある精神状態を保つ事が大事です。

背骨の歪みによる神経伝達疾患を治す

病院などで原因が特定出来ないものの80~90%は、神経圧迫が原因とされています。神経圧迫の多くは背骨の歪みが原因とされ、歪みによって、脳から各臓器への指令が伝わらない事で各臓器の機能不全になります。そのため背骨の歪みを取る事で、疾患が改善します。

そのため背骨の歪みを取り除く事で、成人病循環障害呼吸系疾患慢性疲労神経衰弱便秘膀胱炎尿失禁腰痛筋肉痛ストレス不安感不眠症胃潰瘍吐き気、飲み過ぎ、胃酸過多、下痢、心臓病、動脈硬化、高血圧、心不全、肺疾患、免疫力低下、鼻炎、蓄膿症、炎症、風邪、疲労感、腸炎、過敏性大腸症候群、消化障害、集中力低下、学習障害、うつ(鬱)病、睡眠障害、物忘れ、内臓気力損傷、肝機能弱化、胸がすっきりしない、肥満、糖尿病、腹部肥満、肝脂肪、心血管障害などの疾患の治療が可能と言われています。

脊椎セラピーと呼ばれる方法で、改善した人のレビューはこちらから

まとめ

神経衰弱は、コミュニケーションの中で、人間関係を良くしようと非常に力をいれてしまうため、精神的に病んでしまうことで重症化する事で、生活に支障がでてしまう病気です。

人間関係などから出る疾患ですので、社会生活で避けられない事もあり、早期に専門の病院に受診する事をオススメします。

参考資料

神経衰弱(こころの話)

神経衰弱(ハートクリニック)

神経衰弱 (精神疾患)(wiki)

神経衰弱(コトバンク)

心の病気は誰でもかかる可能性があります!